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英国の「ティー(Tea)」について
2017年12月09日

イギリスといえばアフタヌーンティーをイメージする方も多いと思います。

アフタヌーンティー(Afternoon tea)はイギリス発祥の紅茶と共に軽食や菓子を摂る喫茶習慣で 単に飲食を楽しむだけのものではなく 礼儀作法や室内の家具、使用されている食器、飾られている花、政治的な会話など幅広い知識やセンスが求められる貴婦人の社交の場として使われています。

”アフタヌーンティー”の”ティー”ですが 英国以外にお住まいのほとんどの方は ”Tea(ティー)”と言えば 紅茶と思う方がほとんどで ”Tea(ティー)”を食べるとは思わないでしょう。

英国においては 飲む紅茶は A cup(またはpot) of tea といい "tea" は軽食を意味します。

つまり紅茶を勧める時は "Would you like to have a cup of tea?" と聞き、 午後2時頃から夕方頃までに軽食を食べることを "Eat tea" と言います。
加えて 午後の早い時間の軽食を Low tea, 夕方の遅い時間の軽食を High teaと言います。
日本でよく使われるアフタヌーン・ティはハイ・ティと混同されがちですが ”ロー”と”ハイ”は 時間のことを意味するのです。

ちなみに スコーンを紅茶のお供に食べることを ”クリーム・ティー(Cream tea)"といいます。

アンティーク調度品に囲まれた優雅な空間でゆっくりと紅茶を楽しむというのはとても贅沢な時間です。
ウィンチェスター・ティールームでアフタヌーン・ティーを楽しんでみませんか?

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